終盤戦

今から5年前、

 

史上最年少で将棋のプロ棋士になった中学3年生の藤井聡太さんが、

 

デビューから29連勝を果たし、

 

30年ぶりに歴代最多の連勝記録を塗り替えた。

 

将棋ファンはもとより、

 

若き新星の快挙に日本中が沸いた。

 

 

それまで将棋に親しみがなくても

 

将棋に興味がわいた人もいるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

将棋は、先のことまでよく考えて

 

「今」できる最善の手を打つ。

 

そして、大事なのは「終盤」だ。

 

将棋も受験も何事も、

 

いざ勝負の終盤ともなれば、

 

競り勝つか、

 

押し込まれるかのせめぎ合い。

 

どんな戦いにあっても

 

「ここが勝負」という急所がある。

 

それを見抜き、

 

強気かつ迅速な行動を貫いた人が、

 

最後の勝者となる。

 

 

 

 

日本将棋連盟会長の佐藤康光さんは、

 

藤井四段の特徴の一つに

 

「終盤の強さ」を挙げる。

 

最終盤に勝ちを読み切ってから、

 

勝利へと突き進むまでのスピードに優れ、

 

最短離で勝利をつかむ力があると評価した。

 

 

 

 

 

受験は終盤戦に入った。

 

将棋も受験も終盤が大事。

 

合格までの道を

 

電光石火の速さで

 

駆け抜けていこう。

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