意味=苦悩+希望
アウシュビッツの強制収容所を体験したオーストリアの精神科医フランクル。
彼は一つの公式を示した。
「絶望=苦悩―意味」(絶望とは意味なき苦悩である)
この公式から
「意味=苦悩―絶望」と導ける。
絶望の反対は「希望」だから、
こう言えるのではないか。
「意味=苦悩+希望」
(苦悩の中で希望を抱くことに人生の意味がある)と。
昨日、中3生に高校受験ガイダンスを実施した。
入試のことをじっくりと話してみた。
みんな、エンジン全開になったと思う。
批判を恐れずに言わせてもらえば、
高校受験において「合格」が一番大切なことではない。
高校に合格しても
大学受験に失敗する人もいるし、
大学に合格しても
そこから成長できない人もいるからだ。
受験は決して楽な道のりではない。
苦悩の日々もあるだろう。
しかし、
希望をもって苦悩に立ち向かうことに意味があるのではないだろうか。
どんな苦悩にあっても、人間は希望を創り出すことができる。
それこそが成長の源だ。
苦労は買ってでもしろとはよく言ったものだと思う。
成長して、合格する。
二兎を追いかけていこう!