公立高校入試
公立高校の入試が近づいてきています。
この時期は過去問や予想問題の演習をじっくり行うことが重要です。
その際に大事なことがあります。
作問者の意図をとらえるながら解くことです。
何を答えさせたいのかを考えるのです。
独りよがりの答えではダメなのです。
作問者の意図を考えながら過去問を解いていると、
いつしか、入試問題ってどうやって作っているの?と思いはじめる人もいると思います。
そんな人のために今回は簡単に公立高校の入試問題の作り方を説明します。
公立高校の入試問題は、作問者が教科書を端から端まですべて読み通した上で作成しています。
つまり公立高校の問題は「教科書に始まり教科書に終わる」これが基本です。
特定の教科書ではなく、作成者は県内の中学校で使用されている全ての教科書を読んでいるため、
ある教科書を使用した人だけが有利になるようなことはありません。
特に知識問題に言えるのですが、教科書を一言一句全て覚えていれば得点できます。
それでもたまに本当にすみっこにあるコラムなどから出題されて、
正答率が非常に低い問題もあるのですが・・・・・
しかし、教科書がすべてという大原則は正答率の低い問題でも変わることはありません。
たとえば正答率の低い数学の応用問題ではしっかり今まで学習した方法で正解までたどりつけるようになっています。
また、英語の問題でも学習していない単語を補足することになっています。
ですから、とにかく知識問題は教科書の内容をしっかり読んでおくことが、
正解への近道になるのです。
入試問題は中学校や高校の先生、有識者などが集まって長期間かけて作ります。
責任も重い仕事なので、入試問題作成を辞退する人もいるようです。
作問者といっても顔も名前も分からない人たちなのですが、
少しイメージが持てたでしょうか。
教科書と過去問、これが最強の武器になります。
あとは落ち着いて、あきらめないこと。
がんばれ、受験生。
さて、話題は変わって切符の話。
『三重県四日市市内を走る「四日市あすなろう鉄道」は、
新型コロナウイルスの影響を受けてきた受験生を応援しようと、
県立高校の入試の日に合わせて、
合格祈願の記念乗車証をプレゼントし、
運賃を無料にするキャンペーンを行います。』
『試験当日の受験生に
三重県と滋賀県にまたがる御在所岳で
「絶対に落ちない岩」として知られる「地蔵岩」の写真がプリントされ、
沿線の神社で合格祈願を受けた記念乗車証をプレゼントします』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210202/k10012844701000.html