飽くなき挑戦
私はプロ野球観戦から相当期間遠ざかっている。
先日、ソフトバンクの球場名がペイペイドームということ、
監督が工藤公康氏だということを知った。
工藤氏といえば、私にとっては西武ライオンズの黄金時代を支えたピッチャーだ。
昔はスポーツニュースをよく見ていた。
時にはテレビ中継されている試合を見た。
だから、当時はプロ野球のことは結構知っていたと思う。
ご存じだろうか。
大投手となった工藤公康氏の転機は、プロ入り3年目のことだ。
シーズン途中に、米教育リーグでの“修業”を命じられた。
そこでは、選手たちが最高峰の大リーグを目指し、必死に練習していた。
工藤投手は自身を顧みた。
現状に満足し、ハングリー精神を忘れているのではないか。
それではいけない。
這い上がるためには、
死に物狂いの努力が不可欠だと、
あらためて気付かされた。
この経験が、その後の彼を支えていたという。
たゆまぬ鍛錬が本物の人材をつくる。
スポーツの世界に限らず、
努力なくして大成した人物はいない。
苦境にも歯を食いしばり、
飽くなき挑戦を続ける信念の人が、最後に勝つものだ。
さて、変わって博物館の話。
10月15日に「本庄早稲田の杜ミュージアム」がオープンした。
コロナ禍の中、受験生はもちろん、1・2年生も高校に足を運ぶことが難しくなっている。
私は志望校合格のためには、
早期に受験校に足を運ぶことが有効だと考えている。
実際に行ってきて、自分の目で見ると、
それが決して雲の上にあるものではないと分かるから。
手を伸ばせば届くということを感じることができるから。
本庄早稲田駅のすぐそばにある。
大久保山のふもとにあるのだろう。
小学生も中1・2年生も
出かけてみてはどうだろうか。
https://www.waseda.jp/culture/news/2020/10/15/11283/