少年老い易く学成り難し

カレンダーが最後の1枚になってしまいました。

 

先日100円ショップで来年のカレンダーを購入しました。

 

時間が過ぎるのは早いものですね。

 

 

 

時間が過ぎるといえば、この中国の詩文をご存じでしょうか。

 

 

少年易老學難成
しょうねん おいやすく がくなりがたし

 

 

一寸光陰不可輕
いっすんのこういん かろんずべからず

 

 

未覺池塘春草夢
いまださめず ちとうしゅんそうのゆめ

 

 

階前梧葉已秋聲
かいぜんのごよう すでに しゅうせい

 

 

 

若いうちはまだ先があると思って

 

勉強に必死になれないが、

 

すぐに年月が過ぎて年をとり、

 

何も学べないで終わってしまうものだ。

 

わずかな時間さえも軽んじてはいけない。

 

池のほとりの春草が萌え出る夢も覚めぬうちに、

 

もう庭先の青桐の葉が秋の訪れを告げているのだから、

 

という意味です。

 

この詩文が胸にしみるのは

 

歳をとってからでしょう。

 

でも時間は戻りません。

 

先回りして

 

考えてみてください。

 

この漢詩は朱子のものとされ、

 

明治時代の漢文の教科書に掲載されています。

 

つまり

 

今は亡くなってしまった

 

昔の人たちも

 

同じように考えていたのですね。

 

時間はあっという間に過ぎてしまうのだから

 

何か成し遂げるのはとても難しいことだと。

 

限られた時間を大切に生きていきましょう。

 

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