億劫
「おっくう」といえば
「面倒くさくて気が進まないこと」の意味。
「億劫」の読みが変化したものだ。
「劫」とは非常に長い時間の単位を指す。
「1劫」を約1600万年とする説もある。
その億倍が「億劫」というのだから
想像を絶する長さだ。
あまりに耐えがたいことから
「面倒くさい」
との意味で使われるようになったと考えられる。
中学1年生が高校入試のことを考えても
「まだまだ先のこと」と真剣になれない人も多いのではないだろうか。
まさに「おっくう」がっている人は世の中に多いと思う。
でも、受験なんて終わってみたら
あっという間だ。
みんな「もっと時間が欲しい」って
直前期には言っているのだから。
長いようで、あっという間の小学校生活、中学校生活だ。
億劫がらずに
日々自分を鍛えぬいていこう。
新学期はもうすぐだ。
気持ち新たにさあ、スタートだ!