驚く

武道家にとって

 

「驚かされること」は

 

最も避けるべき状況の一つという。

 

心身の能力が

 

著しく低下してしまうからで

 

それに対処するには

 

普段から

 

「こまめに驚くこと」だと

 

武道家でもある

 

思想家の内田樹氏が述べていた。

 

「驚かされる」に対し

 

「驚く」は能動的な振る舞い。

 

普段から

 

微小な変化に

 

細かく反応することで

 

いざという時に

 

それほど驚かされずに済むという。

 

要人警護のSPの心得も

 

これと似たところがあるようだ。

 

事が起きる前に

 

芽を摘むことが最も大事な仕事だ。

 

警護する人の通り道を毎日歩き

 

「ないはずのもの」があったり

 

「あるはずのもの」がなかったり

 

人が気づかない変化に目をこらすことで

 

大きな危険を回避する。

 

予兆はないか

 

気を配る。

 

過去の事例に学び

 

こんなこともあるのか

 

と驚いておく。

 

これらは、受験勉強にもそのまま

 

同じことが言えるだろう。

 

だから

 

鍛え上げられた受験生は

 

受験会場で

 

落ち着いて

 

自分の力を出し切ることができるのだ。

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