青春
青春というと、どちらかと言えば
スポーツの方が勉強よりも
その言葉のイメージに合うと考える人が多いのではないだろうか。
確かに、体を動かし、汗を流す姿は見ていてすがすがしい。
でも、机に向かい、一生懸命勉強する姿だって
悪くないと私は思っている。
「夢×情熱=青春」
これは作家の新井満氏が考えた「青春度」だ。
私はこの言葉がとても気に入っている。
スポーツの世界でも、
進学の世界でも、
自身の未踏の分野に挑む人たち。
その胸中に燃えさかる夢への情熱。
その炎の勢いが、新たな人生の舞台を大きく開く。
これこそが「青春」ではないだろうか。
若ければ青春というわけではない。
夢と情熱があればこそ青春と呼べるのだ。
青春の中に生きている人たちは
「日に新たにして、日に日に新たなり」であってほしい。
夢の実現へ、常に新しい自分で生きていきたいものだ。
しかし現実は時々刻々、〝古い自分″が増えていく。
初心を持続するのは、だれもが難しい
成長や創造性を阻む要因に、
「思考習慣病」とも言うべきマンネリ思考の存在が指摘される。
症状の一つが「未来喪失症」。
過去や現在の問題にとらわれ、未来が見えなくなることだ。
行きづまったら、もう一度自身の〝未来のあるべき姿″を描く。
そこからスタートする。
未来の究極の姿をしっかり見据え、
些事にとらわれず、今をどう生きるかが大切だ。
うちの塾生・卒塾生たちのことを想う。
昨夜、出したやる気は、一夜明けてどうなっているだろうか。
日々勝負だ。
キーワードは「夢×情熱」。
さあ、「今」この瞬間を「青春」しよう。