鶏口牛後
鶏口牛後・・・鶏口となるも牛後となることなかれ
この言葉の意味は、
大きな集団のビリでいるより、小さな集団のトップになったほうが良いということ。
鶏口とは鶏の口のことです。
鶏は小さいことのたとえであり、
口は先頭(トップ)のことです。
牛後とは、牛の尻尾のことです。
牛は大きいことのたとえであり、
後は後方(ビリ)のことです。
あえて言わせてもらいますが、
今の時期の志望校選びに
鶏口牛後の考え方はダメです。
「たとえ今の成績より上の学校(牛)に合格して、
下位(後)でついていくより、
今の成績で入れる学校(鶏)で
上位(口)をとったほうが良い。」
というのはダメだということです。
これをこの時期に考えてはいけないのです。
合格してそこでついていけるかどうかは、
これからの自分の行動で決まるのです。
そもそも合格できるかどうかだって
これから次第です。
今の時期に安全校に入るというのは
自分の可能性を否定しているということでもあります。
合格後の成績は、今の努力で身につけた
「勉強体力」と「勉強の仕方(基本フォーム)」に左右されます。
本当にトップになれる子は、最後まで努力をし続けた人だけです。
甘く考えていたら、レベルを落としたはずの学校でさえ、
下位に甘んじてしまうでしょう。
まだスタートしたばかり。
自分の可能性を信じ、最大限の努力をしてください。
必ずこの時期の努力は力となります。