金剛石
子どもたちの未来には限りない可能性を秘められています。
そのことから、子どもたちは「ダイヤの原石」に例えられることがあります。
たしかに、磨けば光るダイヤの原石、言いえて妙ですね。
良質な1カラット(約0.2グラム)のダイヤを得るために
掘り出される土は平均して250トンにも及ぶと言われます。
さらに、一級品の宝石に仕上げるには,多くの場合
未加工の原石の60%かそれ以上を削り取らねばならないのです。
さて
子どもたちがダイヤモンドの原石であるならば、
磨けば光り輝く宝石となります。
でも、磨かなければ、いつまでも(原)石のままです。
ご存じでしょうか、
ダイヤはダイヤでなければ磨くことができないことを。
世の中で一番硬いダイヤモンドを磨くには
他のものでは柔らかすぎるのです。
だからダイヤモンド以外では磨くことができないのです。
それでは、誰がダイヤモンドの原石である子どもたちを磨くのでしょうか
指導者(先生)はもちろんダイヤモンドであるべきですね。
では、先生がダイヤモンドならば大丈夫ですか。
私はそれだけではダメだと思います。
子どもがダイヤモンドの原石であるという自覚を持ち、
光り輝く宝石になりたいと思わなければ
宝石になることはできないと思います。
磨く側にも覚悟が必要です。
同時に磨かれる側にも覚悟が必要なのです。
ダイヤモンドをカットや研磨するときに、
不注意で非常に高価な原石が粉々に砕けることがあります。
絶対に失敗しない確実な方法は存在しないのです。
本気と本気のぶつかり合いのなかでの磨き合いこそが
ダイヤの原石の子どもたちを磨く方法だと思います
さて、話は変わって、うちの塾生の話です。
中2の生徒ですが、
5月末までの在宅期間中の生活があまりにもだらしなかったようです。
6月からは一念発起!
毎日一生懸命勉強するようになりました。
ちょうど2週間が経過しました。
まだ習慣化されたとは言えません。
でも、以前と比べたらものすごい成長ですね。