速くて巧いを継続する
記事の原稿というものは「速・巧・遅・拙」の4字の組み合わせのどれかに入るという。
「速くて巧い」「速いが拙い」「遅いが巧い」「遅いし拙い」
そう簡単に「速くて巧い」原稿は書けないものだ。
締め切りに遅れたら
どんなに巧くても意味がない。
「速いが拙い」でいい。
それより、読者の信頼を裏切らないことだそうだ。
「一」を聞いて「十」を書いてはいけない。
「十」を聞いたら「九」を削って
「一」を書くと。
たしかに、文章が上手な人はみんな博識だ。
常に数多くのインプットをし続けている。
その膨大な知識の中から
選りすぐりのアウトプットをしている。
だから、他とは大きく違うのだ。
学習でも同じことが言える。
テストギリギリに慌ててインプットしている生徒がいる。
うまくいったとしても所詮は付け焼き刃にすぎない。
普段からじっくりと力を蓄えている人には勝つことができないのだ。
付け焼き刃の85点と
鍛え上げた95点では
10点の差にすぎないようにみえるかもしれないけれど
全く違うのだ。
学習だって
「速くて巧い」のがいいに決まっている。
ただし、それに加えて「継続する」ということも大事な要素なのだ。