逆転サヨナラ勝利

たとえば野球ならば

 

9回裏に逆転サヨナラ勝ちというのはときどきある。

 

サッカーでもバスケでも試合終了直前の逆転勝ちはある。

 

では、高校受験で「逆転サヨナラ合格」はあるのだろうか?

 

 

 

 

入試での逆転とは

 

おそらく、模試の判定を基準にしたものだろう。

 

でも、あえて言わせてもらうならば

北辰テストの判定を過信してはいけない。

 

私はそう思っている。

 

なぜか。

 

まず、私立高校を志望している場合、

 

早慶などの最難関高校では

 

判定は当てにならない。

 

問題レベルが違いすぎるから。

 

他の私立高校では

 

相談の基準は偏差値だけでなく

 

通知票もあるし

 

加点項目などもあるので

 

判定はあくまで目安だ。

公立高校にしても

 

直前期は別だけど

 

英語と数学の学校選択問題は

 

北辰テストと大きく異なる。

 

そもそも公立高校の合格判定は

 

内申点との合計で決めるわけだから

 

内申点が高い場合と低い場合では

 

取るべき点数だって異なる。

あくまでも北辰テストの判定は

 

学力部分の過去の統計実績からの参考値なのだ。

 

 

 



さて、6月まであまり集中的に勉強をしていなかった受験生が

 

これからみっちり勉強してメキメキ力をつけて合格するというパターンは

 

逆転合格なのだろうか。

 

そもそも今の時期は野球で例えるならば何回だろうか。

 

6、7回くらいではないか。

 

夏休みにものすごくがんばって

 

合格に希望が出て来るならば

 

逆転サヨナラ勝ちではないだろう。

つまり、現時点での模試の判定など気にしないで、

 

これから合格のレベルになるまで日々準備すること。

 

これが大事。

 

最後の最後まで合格判定がでなかったけれど

 

あきらめずにがんばりぬいた受験生が

 

逆転サヨナラ合格することもあるのだけれど

 

いまはそんな時期ではないのだ。

 

 

 


そのためには、これからやってくる『夏休み』を

 

最大限活用したい。

 

夏にがんばり、秋からグーンと飛躍しよう。

後で後悔だけはしないように。

 

今できることを後回しにせず頑張っていこう!

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