老舗
老舗[しにせ]とは、昔から長く続いている店のこと。
語源を調べると、「仕似せる」から出た言葉だ。
「文字どおり先祖から受けついだ商売を〈まねる〉意。
ある点では、独創的の反対で、
家業をできるかぎり現状のまま忠実に守ること」が元意という。
だが現実は、単に先人がやったことをまねし、
それに固執すれば経営が永続するわけではない。
老舗の味噌店は“お客様に分からないように、
味も変わり続けていく”と。
歴史のある饅頭店は「欲しければ取りに来い」という姿勢を改め、
百貨店などの店頭で売り出す方針に転換したからこそ、
今も成功している。
先人が築いた土台の上に、
ただあぐらをかいていては、やがては滅びる。
味や品質など先代から受け継ぐべきものは継承しつつ、
変化させ続ける。
経営には「攻め」の姿勢を貫く。
このチャレンジ精神にこそ、
老舗の伝統があると思えてならない。
実は私たちの日々の活動も、自身の変革への挑戦の連続だ。
“もうこれでいい”という終着点はない。毎日が出発である。
二度とない、きょうという一日。
みずみずしい心で行動しよう。
間断なき挑戦の先に、自分自身成長がある。
辻本塾では、学年などにもよるのだが、今日が夏期講習のスタート。
2学期の学習は1学期の学習よりも深く難しくなるのは当然だ。
2学期に成績向上するためには、
今までの学習をしっかりと理解し定着していなければいけない。
そのための学習が今日以降始まっていく。
内容は基本的に一日で完結するようになっている。
日々気持ちを新たに取り組むための工夫でもある。
さあ、はじめよう。