縁
縁あって袖振れ合うも他生の縁
というけれど
人と人とのつながりほど
不思議なものはない。
この生徒が
この塾に入らなかったならば
この生徒とは
知りあうこともなかっただろう。
考えてみれば
人びとは大きな運命の中で
縁の糸であやつられているとも思える。
こうしたことを思うと
人と人とのつながりというものは
個人の意志や考えで簡単に切れるものではなく
もっともっと次元の高いものに左右されているようである。
であるとすれば
自分に縁する人間関係をもう少し大事にしたいし
もう少しありがたいものと考えたい。
一期一会のキモチで。