続ける
観光バスの運転手さんに
「長時間運転をして疲れませんか?」と聞いたら
「いや、それほどでもないですよ」という返事。
腰痛などもないとのこと。
これは運転の才能があるということ
その仕事の適正があるということだと私は思う。
才能というと
何か人には真似のできない優れたものを作ったりするイメージが強いのだけど
同じことをやっているのに疲れない
何時間も続けても苦にならないというのも
才能や適性があることの証明だと思う。
将棋の羽生善治氏がこう語っていた。
『以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。
しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で
同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
報われないかもしれないところで
同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは
非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。』
『才能とは何かと問われれば、「続けることだ」と私は答えます。
続けることなど誰にもできると思うでしょうが、実はこれが最も難しいのです。』
学習においてもまったく同じだ。
「才能とは続けること」という言葉を胸に刻み
鍛えの夏を続けていきたい。