空を飛ぶ

人が空を飛ぼうとした最も古い記録は

 

紀元1世紀のローマでの試みだそうだ。

 

以来、空への挑戦は失敗続き。

 

それが20世紀初頭

 

ついにライト兄弟が

 

エンジン付き飛行機での飛行に成功した。

 

 

 

ライバルは

 

優れた技術者や高名な物理学者。

 

高校を中退後

 

自転車作りを仕事にしていた兄弟とは

 

航空知識や資金力の差は歴然だった。

 

兄弟は忍耐強く独学で

 

読書と研究に挑戦するしかなかった。

 

滑空練習は何千回。

 

実験は

 

「大人のくせに遊んでいる」

 

と誤解され

 

ばかにされることもあった。

 

 

 

 

 

しかし

 

人類初の動力飛行に成功。

 

新聞社には

 

「これで飛行機の世紀の扉は開かれたと信ずる」

 

と発表した。

 

が、現実は

 

「おい、飛行機の世紀だとよ」

 

との皮肉が

 

しばらく新聞人の間に流行ったという。

 

 

 

 

 

社会の常識や通説とは

 

だれが作ったのか。

 

その時笑った者は

 

今は笑われる側になっている。

 

大目標に向かって

 

淡々と努力した者が

 

最後に勝った例がいかに多いかを

 

歴史は証明している。

コメントを残す

雑感

前の記事

実りの秋New!!