目標と行動

年が明けて20日が経過しました。

 

早いものですね。

 

何か新しい目標を立てましたか?

 

 

 

ある研究者が

 

目標に関する調査を実施したことがありました。

 

その結果、

 

目標を設定している人は、全体の67%でした。

 

しかし、目標達成のために現実に行動できている人は

 

全体の10%しかいなかったのです。

 

 

 

つまり、目標を立てることは多くの人がしている。

 

言うは易しだからですね。

 

でも、行動に移すことはとても大事なことだけれど

 

ほとんどの人ができていない、または継続できていない

 

とても難しいことなのですね。

 

やはり行うは難しということが分かります。

 

 

 

 

あのゲーテだって

 

考えるのはたやすい。実行するのはむずかしい。

 

考えたことを実行に移すのは

 

この世でもっともむずかしいことだ

 

と言っているくらいなのですから

 

実行するのは相当に難しいことなのが分かるでしょう。

 

 

 

実行するコツは、まず始めることではないでしょうか。

 

その際に完璧を目指す必要はありません。

 

むしろ、完璧を目指していると

 

イヤになって続かなくなってしまいます。

 

 

 

中国のことわざにもこうあります。

 

ゆっくりと進むことを恐れるな。

 

じっと立ち止まることを恐れよ

 

 

 

 

もし、受験生が

 

もし何もせず立ち止まっているのなら

 

どうなるのでしょうか?

 

 

 

何も変わらない

 

ということはあってはいけないですね。

 

 

周りが少しでも前に進んでいる中で

 

自分だけが止まっているとしたら

 

差がひろがる一方です。

 

つまり受験生の現状維持というのは

 

退化していることを意味するのです。

 

 

 

受験生に限ったことではありません。

 

学生だって社会人だって

 

徐々に周りが成長していくなかで、

 

自分だけ現状維持というのは

 

実は遅れをとっているということなのです。

 

 

 

 

 

すぐに行動しないことを「腰が重い」と言いますが、

 

世の中の多くの人は、実は腰が重いのです。

 

それは先ほどの調査結果でもわかることですね。

 

 

 

腰でも何でもそうですが、

 

重いものは、動き出すときに一番エネルギーを使います。

 

けれども、動き出してしまえば

 

より少ないエネルギーで動き続けることができます。

 

私の知っている大型車の運転手もそうだと言っていました。

 

あと、止まるときも大変だと言っていました。

 

つまり、動いたり止まったり、動いたり止まったり、

 

それの繰り返しが、一番効率が悪いということです。

 

ということは・・・・・

 

これってよくある成績の伸びない中学生の学習法と同じですね。

 

テスト前だけ学習して、テストが終わったら学習しなくなって・・・・・

 

動いて止まって、動いて止まって・・・・・

 

それを繰り返す。

 

非常にもったいないですね。

 

 

 

 

時々、信号前などで低速で走行し、

 

停止したがらない大型車を目にすることがあります。

 

一度止まってしまうと

 

次に進むときには

 

エネルギーがたくさん必要だからなのでしょう。

 

運転のマナー面から言うと

 

良くはないのですが

 

運転手の気持ちはわかります。

 

学習でも

 

完全に止まらないようにする方法は

 

とても効果的です。

 

量を減らしても絶対にゼロにはしないこと。

 

まずはこれをクリアしてみませんか。

 

 

 

 

 

さて、話は変わって記事の紹介。

 

私のような指導する立場の人間からよりも

 

実際に受験を直接経験した人からのアドバイスのほうが

 

リアルで説得力があったりします。

 

この記事はその典型例だと思います。

 

非常に良記事。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP1G34JCNDKUTIL043.html?iref=pc_rensai_short_1159_article_7

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