水泳
うちの塾の近所には
スイミングスクールがあり
多くの塾生たちがそこに通っている。
今日はスイミングやってからの通塾をしてくれた小学生がいる。
外は寒いけれど
プール施設内は暖かいらしい。
塾付近の小学校のプールの授業は
今月末から始まるそうだ。
そういえば
今年は
老朽化したプールの改修費の捻出が難しいとか
熱中症のリスクを鑑みて
学校のプールでの水泳授業を廃止して
代わりに座学の授業を行う公立中学校が全国で相次いでいるという。
施設の老朽化に加え
水質管理をする教員の負担軽減
熱中症を防ぐ意味もあるのだろう。
プールの栓の閉め忘れで
教員が多額の水道代を負担するなんて事例も過去にはあった。
学習指導要領では
小1から中2まで水泳実技を必修としている。
新しい学習指導要領をつくる作業に
文科省がとりかかっているところだが
いざというときに自分の命を守るための泳力をつけることを
義務教育の範囲とするのかどうかというのが新たな論点になるかもしれない。
泳ぎにはそれなりに自信があるひとでも
溺れて命を落とすことはある。
水難事故を防ぐには
むしろ自分の泳力に自信をもつよりも
ライフジャケットを身につけたり
海や川に関する知識を身につけたりするほうが大事かもしれない。
いずれにせよ
部活もプールも
親世代が当たり前にできていたことが
できなくなるショックは大きい。

