毎日毎時
年ぐれに としがゆくとは思ふなや としは毎日毎時ゆくなり
これは、若き日の西田幾多郎が120年前に詠んだものだ。
年末には一年を振り返り、
年始には新しい年の目標を立てる。
しかし、しばらくすると
新年の決意はどこへやらと
すっかりだらけてしまう人もいるのではないだろうか。
だからこそ
毎日毎時決意を忘れないようにしなければいけない。
西田幾多郎は、
苦難の連続の中、
努力を重ね、
日本を代表する哲学者として大成。
この和歌には、
いかなる時でも、
日々、精進を欠かさない不屈の決意がみなぎっている。
年末だから
年始だから
気持ちを新たにするのではなく、
一日一日、一瞬一瞬を大事にしていこう。
さて、話題は変わって写真の紹介。
上空から見た街の姿。
地上から見た景色。
ここは
イタリアにあるチェントゥーリペという町。
一度訪れてみたいものだ。