欠席理由
昨年度、一度も休まないで通塾してくれた生徒が何人もいた。
反面、塾を休む生徒もいる。
全員が1年間無欠席は現実的でもない。
欠席理由は様々だ。
体調不良とか家族でお出かけが多い。
授業に行きたいけれども
通塾したいという意思に反して休まざるを得ないこともあるだろう。
小中学校も年度末となった。
この時期は学校でお楽しみイベントが行われることがある。
昨日は近隣の中学校で、球技大会が行われたようだ。
その影響で授業を休んだ生徒が昨日は数名もいた。
球技大会で体調を崩してしまった生徒がいた。
残念だ。
多少の無理してきてもらってもいいけれども、
体調は自分じゃなければわからないから、仕方がないかな。
クラスで行う「打ち上げ」に参加するために欠席をした生徒がいた。
学校のイベントのあと、夜なのだが、
近所のファミレスに集まって行うのが一般的だ。
打ち上げをやるクラスも、やらないクラスもある。
参加する人も、参加しない人もいる。
昨日、その生徒は授業を休んで、打ちあがっていたようだ。
どこまで打ちあがったのかはわからないが、
次の授業で会う時には、戻ってきていてほしい。
クラスの仲間たちと、楽しい時間を過ごすことも大事だ。
勉強だけで、人付き合いができなければバランスが悪い。
しかし、塾の通常授業は1教科年間で40回程度なのだ。
昨日の英語の授業は、新年度が始まって3回目の授業だった。
残り授業回数が1回減ってしまった。
「40回のうちの1回ぐらい大したことないのでは・・・・」
と思うから休んでしまうのかもしれない。
しかし、授業をやるこちらとしては、
40回で、教えていくために、工夫してなんとかカリキュラムを
作り上げている。
本音を言えば、授業回数が足りない。
成績を上げるためにもっと授業が必要だ。
また、昨日の授業と受験前最後の授業ではどちらが大切だろうか。
どちらも大切だが、あえて1つを選ぶとすると昨日の授業だ。
理由は、昨日の授業をマスターすれば、受験までの期間ずっと役に立つからだ。
さらに、受験直前の授業では、知らないことは授業で出てこない。
得られる知識量も昨日の授業のほうが多いだろう。
受験は後半追い込みのイメージの人もいるが、
本当に強いのは先行逃げ切り、スタートダッシュ型だ。
もうひとつ忘れてはいけないのが、お金だ。
昨日の授業の授業料は月謝÷通塾回数で出てくる。
なんでもそうなのだが、ムダは絶対によくない。
本当のお金持ちは、無駄なお金は1円たりとも使わないという。
自分で働いて稼いだお金ではなく、親から出してもらった授業料だ。
とても大事なものではないだろうか。
お金のことは意外に教育されないことが多いのだが、
うちの塾ではお金のこともしっかりと話していく。
先輩たちも、経験から学んで成長していった。
打ち上げで休んだ生徒も、休まなかった生徒も
みんなで通塾の価値を考えるよいきっかけとなったと思う。
全員で成長する、これがよい塾の基本だから。
さて、先輩と言えば、昨日は卒塾生が1人顔を出してくれた。
川越女子高校に合格した生徒だ。
いろいろと話をした、開示点も教えてくれた。
ざっくりいうと1教科80点くらいだ。
1教科90点は厳しかったかな。
でも、国語は100点満点!
よく頑張った。
入学後も上位でいられるようにアドバイスをしておいた。
間違いない、
彼女ならきっと大丈夫。