楽しむ
毎年生徒たちを指導していて感じることがある。
グングン伸びる生徒は
一生懸命やっているのだが、
大変そうな表情はしない。
むしろ、楽しそうなのだ。
孔子の「論語」の中にはこうある。
『これを知る者はこれを好む者に如かず
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』
意味は、
「あることを知っているだけの人は、
それを好きになった人には及ばない。
それを好きになった人も、それを楽しむ人には及ばない」
楽しんでいる人が一番強いということだ。
やらされる練習をしている人と、
自分から楽しんで練習している人、
どちらが成長するのかは、
言わずともわかるだろう。
いやいや仕事をしている人と、
楽しんで仕事をしている人がいたとして、
どちらが上手くいくかも同様だろう。
そもそも英語の「school」という単語は、
ギリシャ語で「楽しみ」を意味する言葉から生まれたそうだ。
アリストテレスは言った。
「真の音楽家は、音楽を楽しむ人のことであり、
真の政治家とは、政治を楽しむ人のことである」
アリストテレスはこうも言っております。
「楽しめることが能力のあかし」
結果を出す人は、努力を努力とも思っていない。
おもいっきり楽しんだ結果、人より頑張ってたということだ。
夢中になって楽しむことは一番強いということだろう。
まずは、楽しむと決める!
そこから始めよう。