時間がない
仕事、家事、育児に追われ
「時間がない」が口癖だったある女性。
ある時、4歳の娘に言われた。
「じかんはどこでなくしたの? いっしょにさがすよ」
ハッとした。
落とし物が見つからず
困っているように見えたのだろう。
きっと笑顔も消え
知らず知らずのうちに
心配を掛けていたかもしれない。
なくしていたのは時間でなく、「心の余裕」だった。
以来、女性は「時間がない」という言葉を
「充実しているわ」に置き換えるようにしたという。
「心のスイッチ」を
「受動」から「能動」に切り替えることで
時間の捉え方も違ってくる。
何をやるにせよ
受け身の人は重荷に感じ
前向きの人は心軽やかに進めていける。
この生命の勢いが、多忙の中にも心の余裕を生む。
決意し、勇気を出して『行動』を開始した時
もっと強い自分になれる。
人間としての器が、もっと大きくなる。