日常生活を学びの場に
ある方から聞いた話。
食材をスーパーで購入後、
自宅で小学生の娘さんと
一緒に行う“算数”などの勉強をしているとのこと。
レシートの合計額を隠した上で買い物額を計算したり
シールに書かれた「半額」や「2割引き」の意味を学び合ったり
肉や魚、野菜の袋に記載された産地を見て
地図帳を開き、生産者に思いをはせることも。
学校の宿題ではない。
教えてみるとよく分かるのだけど
実は教える人が一番理解する。
だって
分かりやすく教えなければいけない
そういうキモチこそが人を成長させるのだから。
お互いが賢くなっていい話だ。
「学び」とは
机の前に座る時間の長短だけで測れるものではない
生活の中で「知恵」を発揮していく。
その姿、それ自体が、子どもにとって、
かけがえのない「教育」となっている。
日常生活のどんなことでもいいと思う。
全てを豊かな「学びのチャンス」に。
その人こそ「価値創造の人」である。