日の出

今日は最近読んだ本の紹介。

 

私の好きな作家、湊かなえさんの最新作「暁星（あけぼし）」

 

湊かなえさん自身が

 

「29作目にして一番好きだと断言できる作品」

 

と語っている自信作だ。

 

タイトルの暁星は明けの明星(金星)のことだ。

 

夜明け前が一番暗い。

 

だが必ず日は昇る。

 

そこには輝く星(明けの明星)がある

 

このことがテーマの物語だ。

 

文部科学大臣が刺殺される事件が物語のきっかけだ。

 

安倍元首相の公判が始まったから

 

あの事件を想起させる物語の展開かと思ったら

 

そうでもなかった。

 

これ以上はネタバレになるので

 

ここまでにするけれど

 

おススメです。

 

 

 

 

 

日の出・日の入りを、生まれてから一回も見たことがない

 

と答えた子どもが半数を超えるという調査結果がある。

 

多忙な日々である。

 

わざわざ自然を求めて遠くに出掛ける時間はないかもしれない。

 

でも時には身近な自然に向かいあい

 

〝言葉″を聞こう。

 

夜明け前が一番暗い。

 

だが必ず日は昇る。

 

そこには輝く星(明けの明星)がある。

 

実際に見てみるとよく分かる。

 

まだ見たことがなければ

 

冬休み中に

 

初日の出を見ることをおすすめしたい。