日々、背水の陣
今年も大リーグが熱い。
新たな日本人選手も加わり、
彼らの活躍が楽しみである。
メジャーリーグ機構の傘下にあるマイナーリーグは
3A、2A、1Aなどに約260チームもある。
その中から実力でメジャーにはい上がってこなければならない。
たとえメジャーにいても
あすはマイナー行きを通告される厳しい競争の世界だ。
勝負の世界の過酷さは
日本のプロ野球とて同じ。
甲子園や社会人などで活躍した大物ルーキーが
非凡な素質を惜しまれながら
活躍できずに去っていくケースも多い。
日々、背水の陣。
それは、どんな分野でも言えることである。
新年度がスタートして1カ月余。
現実の厳しさに戸惑い
清新な息吹を
ともすれば失いかけてしまう時期でもある。
ある意味で
今こそが将来の自身の勝利を決める分岐点と言っても過言ではない。
好むと好まざるとにかかわらず自らが立つ
〝今いる場所″で、全力を尽くさねばならない。
才能におぼれていたり
反対に力不足を嘆いても仕方ない。
さあ、がんばっていこう!