挑戦者
長年、がん患者に接してきた医師が語っていた。
ある患者から
「先生は、いつも私に『頑張りましょう』
と言うけれど
私は、もう十分に頑張ってきた。
これ以上、どうすればいいのか」
と指摘され
表面的な”言葉だけの励まし”であったことを猛省。
医師である前に
一人の人間として
同苦の心を忘れてはならないことを実感したという。
悩みや苦労がない人間に
他人の苦しみは理解できない。
自分自身にも病気や人生の悩みがあるからこそ
苦しむ人々に真に寄り添い
立ち上がらせていけるのではなかろうか。
小中学生の指導も同じだ。
自身も学習したり
授業を受けたり
テストも受けたりしなければ
教わる生徒に寄り添うことは難しいだろう。
昨年からやっているキックボクシング。
健康のためと
新しい挑戦のために
始めたのだけれど
コーチがタイ人の元チャンピオンで
引退してだいぶたっているのだけれども
また現役復帰して
チャンピオンを目指すことにしたとのこと。
いろいろな想いもあるのだろうが
同苦の気持ちもあるのではないだろうか。
心から応援したいと思うし
自分も
本気で挑戦を続けていきたい。
ずっと
これからも
挑戦者でいたい。
そして
その経験を活かして
子どもたちの挑戦を
しっかりとサポートできるようになりたい。