平和
東京・港区の表参道交差点前に
一基の石碑がある。
碑銘は「和をのぞむ」。
昭和20年5月25~26日にあった
「山の手大空襲」の犠牲者を追悼するものだ。
碑文には「青山通りの交差点付近は
火と熱風により逃げ場を失った多くの人々が亡くなりました」と。
投下された焼夷弾の量は3月10日の東京大空襲の約2倍で
一連の東京空襲の”とどめ”のような爆撃。
火の手は赤坂や中野など広範囲に及んだ。
今から78年前の
ちょうどこの時期に
起こった出来事だけど
こういうのって
忘れないように
思い出す努力をしなければ
いけないと思う。
平和あっての学習であり
平和は当たり前に存在するものではないのだから。