常に前進を

11月の北辰テストを申し込んでいない生徒に聞いたところ

 

「個別相談で『安心して受験してください』と言われたから

 

もう受けなくていいのではないでしょうか」との返答。

 

その生徒は第一志望がその私立高校で

 

志望コースもはっきりと決めている。

 

他校はもちろんだけれども

 

同じ学校の他のコースに揺らぐことは

 

ありえないだろう。

 

何度も足を運んだり

 

いろいろと情報を集めて

 

考え抜いた末の決断だからだ。

 

しかし、話をしていて気になったのだ。

 

その生徒が

 

すでに受験は大丈夫だと思い始めていることに。

 

だから

 

私は年内いっぱいは

 

北辰テストを受験するように勧めた。

 

受験勉強のバロメーターとして。

 

その生徒は私の言いたいことが分かってくれたと思う。

 

だから次の授業で申込書を持ってきた。

 

 

 

 

 

勝負の世界では『これでよし』

 

と消極的な姿勢になることが一番怖い。

 

組織や企業でも

 

受験生でも同じだろうが

 

常に前進を目ざさないと

 

そこでストップし

 

後退が始まってしまうのだ。

 

 

 

人は〝もうこのぐらいで″と思いがちだ。

 

ある調査によると「人生の成功とは?」との問いに

 

10代の女性の45%が「安定した生活」と答えている。

 

成績が下がるかもしれない

 

不合格になるかもしれない

 

というプレッシャーから解放されたい気持ちも分かるのだが。

 

 

 

 

ナイチンゲールは

 

自らが創立した看護学校の学生に

 

こう教えている。

 

「あなた方は

 

進歩しつづけない限りは

 

退歩していることになるのです。

 

目的を高く掲げなさい」

 

 

 

 

 

 

「きょうも前進を!」

 

と力強く出発しよう。

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