少人数指導
保護者会の資料作りをしている。
各高校の教員1人当たりの生徒数をまとめてみた。
各高校のものは膨大な数になるので
ここでは公立高校と私立高校の平均を紹介したい。
埼玉県の公立高校では13.4人
非常勤講師を除いての人数だ。
埼玉県の私立高校では18.1人。
これも非常勤講師を除いた人数だ。
あくまで平均であるし
この数字だけで
少人数指導や、きめの細かい指導などが行われているとはいえない。
しかし
学習塾でも
個別指導を選ぶ人がいるように
高校でも
できるだけ先生一人当たりの生徒数が
少ない方がいいという人もいる。
このことに関して紹介したいエピソードがある。
日本画の巨匠・平山郁夫氏が
大伯父である美術工芸の第一人者清水南山氏から贈られた言葉を書き残している。
「先生というのは梵鐘みたいなものだ。
たたけばいい音が出るが
たたかなければ鳴らない。
だから自分から求めていって
どんどん鐘を鳴らすんだぞ」
東京の美術学校に進学するため
故郷を離れる時にかけられた言葉。
平山氏は
「自分からどんどん鐘を鳴らしていくことで
道は開けてくるのです」と綴っている。
小学校や中学校はまだしも
高校以上の高等教育の場では
“求める心”がなければ、何も生じない。
どんな高校に進学したとしても
マンツーマンの指導であろうが
大人数の教室であろうが
一番多く鐘をならせる生徒が
一番成長するのである
塾も同じだ。
私はそう思う。

