宿題①
小学生の時には家庭学習習慣があったけれど
中学生になったら日々の学習をしなくなってしまったという話をよく聞く。
なぜだろうか。
その多くは
小学校の時には毎日宿題が出ていたけれど
中学校に進学してからはそれが出なくなったからだという。
保護者にしてみれば
「宿題やったの」という言葉が
日々の家庭学習を促し、やっているかどうか確認できる便利な言葉なのだ。
しかし
中学生に「宿題やったの?」と尋ねてみると
「出ていない」という言葉しか返ってこない。
だから
塾の面談で「宿題をたくさん出してください」という
リクエストを受けることがある。
塾ではそれなりの宿題は出している。
しかし、もっと出してほしいというリクエストだ。
リクエストにはしっかりと応えるようにしている。
でもここで少し考えてみてほしい。
小学生から中学生へ
そして高校生、大学生へと成長するにつれて
大事なことは
自分で考えること
そして
自分でやることなのだ。
いつまでも
やらされているようでは
やれと言われなければやらない人間になってしまう。
そういう基本的なことを
しっかりと根気強く教えてあげることで
子どもたちは変わっていくものだ
私はそう思って指導を続けているし
これからもそうしていく。