実力不足

『論語』の中で、弟子の冉求が師匠の孔子に、

 

自らの真情を吐露する。

 

「先生の教えを喜んでいないのではなく、

 

私の力が足りないのです」と。

 

孔子は「力が足りない者というのは、

 

中途でやめてしまうものだ。

 

今、あなたは力が足りないのではなく、

 

自ら力を限定してしまっているにすぎない」

 

と励ました。

 

 

 

 

“自分にはできない”

 

そう決めて、自身の弱さを肯定することは、

 

往々にしてあることだ。

 

やろうとしない自分への弁解。

 

反対に、悩み苦しんで、努力を惜しまない。

 

この“たゆみない実践”の先に、

 

自分の本当の力も出てくる。

 

 

 

 

受験生の中で

 

自分の合格を確信できている人が果たして

 

どれくらいいるのだろうか。

 

恐らくは、

 

ほぼ全員がえも言われぬ不安の日々を過ごしているのではないか。

 

自分にはできないと

 

逃げ出したくなることもあるだろう。

 

でも、孔子の教えにあるように、

 

中途でやめてしまえば、

 

本当の力のないものになってしまう。

 

あきらめないでほしい。

 

みんなが同じ気持ちで苦しんでいるのだから。

 

苦しい日々ほど

 

自分を磨き、鍛えてくれるものなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話は変わって写真のご紹介。

 

 

 

 

 

うしろっ!!

 

叫びたくなりませんか。

 

 

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