宝さがし
小中学生時代は“宝探し”のようなものだと思う。
いろいろな宝物がある。
自分の中に眠る可能性という宝。
生涯、切磋琢磨し合う友人という宝……。
これらを一つでも多く見つけることが、人生の土台となる。
子どもたちは一人残らず、ダイヤモンドの原石だ。
ダイヤはダイヤでしか磨けないように、
ダイヤのごとき人物との出会いや、友人との交流があってこそ、
自身も強く美しく磨かれていく。
ドラゴンクエストというゲームをやったことがあるのだが、
自身のレベルを上げていき、
宝を手に入れていく。
レベルが上がるほど
宝のレベルも上がっていく。
だから、このゲームの宝さがしは
やればやるほど面白くなっていく。
人生の宝さがしも同じかもしれない。
最初は面白みがよくわからないかもしれないけれど
だんだん面白くなってくる。
子どもたちには多くの宝をみつけてもらいたい。
「生涯の宝」を得るのは学校だけではない。
塾にも、良書の中にもある。
大切なのは、「生涯の宝」を探し求め続ける意欲。
自らを向上させる軌道が、ここにある。
“宝”は、日常の足もとに必ず眠っている。
さあ、新しい自分を発見する行動を開始しよう。