大阪の公立高校入試
大阪では私立高校の無償化が始まる。
そのため、私立高校に人気が集中し
公立高校の半数以上が定員割れとなる。
一方、大阪の進学校が設置する文理学科は1・47倍だ。
一部の進学校人気は健在のようだ。
しかし、その他の高校は私立高校に人気負けしているのだろう。
全進学希望者のうち、公立志願の割合は59.03%。
ちなみに埼玉県の状況はというと
令和5年は
公立高校進学は63.6%
私立高校進学は34.1%だった。
埼玉も他人事ではない。
私立無償化となれば
私立高校に流れができるだろう。
公立高校入試のことを我々のような受ける側からは
「高校入試」と呼ぶけれど
選ぶ側からすると
「入学者選抜」と呼んでいる。
さらに
合格者のことを
公立高校側では
「入学許可候補者」と呼ぶ。
半数以上が定員割れ、
来年度以降はさらに状況が悪化することも予想されている。
定員割れの学校では
学校が「選抜」するのではなく
受検生に「選抜」されるようにさまざまな改革も必要になってくる。
公立高校も大きな変革の時代が到来する。
大阪、東京と私立高校無償化が実際に始まっている。
埼玉県はどうなっていくのだろうか。
注視していきたい。