夏の桜
夏の桜の木に興味を抱く人は少ないかもしれない。
しかし、夏は桜にとっては花芽を形成し
養分を蓄える大切な時期。
花芽はその後、休眠状態に入り
冬の寒さをきっかけに目覚め、花を咲かせる。
つまり“試練の冬”を越えて
“開花の春”を迎えるためには
“成長の夏”が必要なのだ。
こういったところが
桜と受験を結びつける一因でもあろうか。
ともすれば
人生は毎日が同じことの繰り返しのように思える。
だが、いつか訪れる試練に立ち向かう力を蓄えるのが
日々の地道な努力にほかならない。
季節が巡る中で
積み重ねた努力が実を結ぶ時は必ず来る。
そのために自分を磨こう。