声に出す

元灘中高の先生が暗記について書いていた記事が

 

素晴らしかったので紹介したい。

 

 

 

灘中高は6年間教師陣が全員持ち上がる。

 

中学から入学する中入生は6年間、

 

高入生は3年間、

 

同じ先生たちに習う。

 

記事を書いた先生は英語の先生だ。

 

独自の教材を作り授業をする。

 

現在は灘を退職されて作家をされている。

 

受験界では有名な方だ。

https://www.kimu-tatsu.com/

 

 

 

灘の高入生は最初英語の授業で圧倒されるらしい

 

 

授業で英単語を覚えようとなると、

 

クラスの55人がいっせいにぶつぶつと英単語をつぶやきはじめるからだ。

 

「なんでこの人たち、こんなに声出しているんだ」と。

 

しばらくすると自分たちも同じようにぶつぶつとつぶやき始めるようになるそうだ。

 

それがもっとも覚えやすいとわかるから。

 

成績の良い生徒ほど、覚えるときは必ず声に出して覚えていて、

 

成績が悪い生徒に限って目だけで覚えているそうだ。

 

暗記が苦手なのは単に反復回数が足りないか、

 

あるいは声を出していないからだと分析している。

 

 

覚えるのが苦手な人の場合、全部を一気に覚えようとする。

 

そして失敗してあきらめる。

 

しかし、まずは細分化することを考えてみるといい。

 

例えば社会の歴史ならば、

 

奈良時代を覚えたら、毎日それを覚える。

 

平安時代を覚えたら、さらに毎日それをやる。

 

7日目にはもうすっかり脳に刷り込まれているはず。

 

暗記において細分化は大事だ。

 

 

 

 

最後に一番大切なことを。

 

それは覚える際に時間を意識することだ。

 

「これは〇分ぐらいでできるはずだ」ということを考える。

 

単に「覚える」ではだらけてしまうのだ。

 

大人の場合、ある仕事をするのに

 

午前中いっぱいかかりそうだなどと

 

終わりの時間を意識するはず。

 

この仕事とあの仕事を合わせて、だいたい3時間かかるから、

 

午前中には終わらせられるはずだなどと考える。

 

生徒たちの場合はあまり期限を切らずに考えがちだ。

 

何をやるときでも、どれぐらいの時間で覚えるのかを設定することは大事。

 

それによって緊張感を持って勉強することができるのだ。

 

 

いかがでしたか。

 

ためになる話だったと思います。

 

早速実践してみましょう。

https://gentosha-go.com/articles/-/36154?fbclid=IwAR3aMVHH1ZNrwNpex5djqkr_wguyui-dnwIvN9mIrw_kdLo5tb6d_xkckNI

 

 

コメントを残す

雑感

前の記事

人生100年時代
雑感

次の記事

海の外へ