埋もれ木

埋もれ木とは

 

樹木の幹が

 

地殻変動や火山活動、水中の堆積作用などによって

 

地中に埋もれ

 

長い年月をかけて

 

圧力や熱を受けたために変成し

 

半ば炭化したもので

 

亜炭もしくは褐炭の一種である。

埋れ木 - Wikipedia

 

 

長い眠りから覚めた埋もれ木は

 

漆器などに生まれ変わる。

 

職人の手で新たな命を吹き込まれ

 

再び深い気品を保ちながら

 

趣のある輝きを放つ。

 

 

 

 

 

埋もれた木を使った作品は

 

刃物で削り

 

つや出しに漆を塗るが

 

その直前の「研ぎ」という磨き作業に

 

作り手の腕が問われるらしい。

 

人の目ならごまかされる程の磨き残しも

 

漆を塗れば

 

粗は歴然とわかってしまうという。

 

職人いわく

 

「手抜きを糊塗する技術を考慮した製造方法では

 

本物のもの作りの精神に磨きがかからない」

 

本物を作るうえで

 

寸分でもごまかしがあれば

 

「時」に耐えることはできない。

 

 

 

 

 

教育も同じだ。

 

いかなる人生の艱難辛苦があろうと

 

それに耐え抜き

 

勝ち抜く力を養うことであろう。

 

そこに手抜きがあれば

 

子どもたちは育たない。

 

一人として

 

不幸の闇に埋もれさせはしない

 

そんな理想を掲げて進んでいきたい。

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