名曲
ある高校の校長先生のブログを読んでいたら、
かりゆし58の「オワリはじまり」という曲が紹介されていた。
聴いたことがなかったので、聴いてみた。
ご存じの方もいると思うのだが、
いい曲だったので紹介したい。
出だしの部分はこんな歌詞だ。
『もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい』
光陰矢の如しなど頭では時間の大切さを理解していても
現実ではダラダラ過ごしてしまっている人も多いのでは。
そういうことは、本当に長い時間をかけて経験しなければ
分からないのかもしれないけれど、
実際に長い時間を経過してしまったあとでは
もう戻ることはできない。時間は巻き戻らない。
「明日がある」って言葉は、一生懸命その日を生き抜いた人だけが使うことを許される言葉だ。
ぐうたら過ごしている人が使ってはいけない言葉なのだ。
今日何が起こるか誰にも分からない。
明日が必ずやってくるとは限らない。
だから明日をむかえることが出来るのを当たり前という考えは捨てたほうがいいと思う。
曲の終わりの部分が個人的に一番よかった。
それはこうだ。
『またすぐ明日に変わる
忘れてしまっていないかい
残された日々の短さ 過ぎ行く時の早さを
一生なんて一瞬さ 命を燃やしてるかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい
もうすぐ今日が終わる もうすぐ今日が終わる
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい』
人生に確実なことなどないという人もいる。
でも、一つだけ確かなことがあるとすれば、
人は生まれたその瞬間から、
確実に死に向かっているということだろう。
それは避けることができない。
だからこそ、
今をしっかりと生きるのだ。
誰もがそのことを理解できた時から
はじめて、今日を一生懸命生きようと
思うことができる。
人が英知を磨くのは何のためなのか。
試験や受験のためという浅いものではないはずだ。
毎日スマホを何時間もいじっている中学生、
ゲームばかりやっている小学生、
忘れてしまっていないかい
残された日々の短さ 過ぎ行く時の早さを
一生なんて一瞬さ 命を燃やしてるかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい。
小学生、中学生の人は自問してみてほしい。
