同じではない
勉強中のあなたにこんな質問を。
「何をしているんだい?」
あなたはどう答えるだろうか。
「親からやれって言われたから勉強している」
「明日提出しなければいけない宿題をやっている」
「受験のために勉強をがんばっている」
などなどいろいろな答えが返ってくるだろう。
さて、寓話を一つ。
ある日、レンガ運びをする3人がいた。
彼らに通り掛かりの人が尋ねる。
「何をしているんだい」
1人目は
「レンガ運びだよ」と答えた。
2人目は
「壁を作っているのさ」
そして3人目は誇らかに
「城を建てているんだ」と。
見た目は同じ作業をしていても
心の持ち方一つでやりがいは大きく変わる。
「何のため」という目的を考える人の心は
限りなく広がっていく。
大目的が確立してこそ中目的、小目的が明確になり
その方法もうまれる。
高い志の大目的が定まればこそ
目の前にある中小の目的もまた
かけがえのないものとして輝きを増してくる。
「何のために勉強するのか?」
その問いに対して
あなたは何とこたえるのだろうか。