勇気と同調
多くの人間は、自分は力不足で、
人生で何か意味のあることをするなんて無理だと思っています。
できている型を破って飛び出すのは勇気が要りますが、
人と同じにしていれば楽なものです。
ですから、私たちの社会では『勇気』の反意語は『臆病』ではありません。
『同調』なのです。
口コミサイトで検索したり、みんなと同じようなことをして、
はずさないように生きている人がいます。
でも、よく考えてみてください。
100人いたとして、そのうちの成功者と言われる人は
多くても5%(5人)くらいです。
だとしたら、95%の人たちと同じようなことをしていては、
上手くいくはずがありません。
おそらく、臆病だから勇気が出ないのではないと思います。
周りと「同調」しているだけです。
皆がやっているから、皆がそうしてるから、
皆がそう言ってるから、周りの意見と同調して、
何者でもない平均的な95%になっていくのです。
「勇者」とは、その95%から出る勇気のある人のことを言います。
もちろん、失敗もするでしょう。
それでも、自分の意志で選んで歩んでいる人が得られるものは、
計り知れません。
最初に勇気をもって未知の世界に飛び込む人のことを
「ファーストペンギン」と言います。
もしかしたら、傷だらけになるかもしれないし、
命を落とすことがあるかもしれないけど、
誰にも知られていない餌場がそこにあるかもしれない。
しかし、誰かが見つけた餌場に2番手3番手と遅れて駆けつけても、
最初に見つけた人には敵わない。
先行者優位というものが働くのです。
型を破って飛び出すのは勇気が要ります。
成功するか失敗するかやってみなければわかりません。
一番恐いのは、挑戦しないことではないでしょうか。
さあ、はじめよう。