剣豪と料理人と
三国志演義の英傑・関羽の修行時代。
既に剣豪の呼び声高かった関羽が
さらに強くなりたいと剣術の師・武龍の門を叩いた。
だが、師は何ひとつ技を教えない。
それどころか日々食べ物や薪などを集めさせるばかり。
数々の思いが胸に去来したが
関羽は淡々と眼前の日課を務めた。
それが彼の人格を磨き
剣の道をも極めることになったという話がある。
一方、堀江貴文氏は、職人が何年も修業するのは
無駄が多いと批判していたことがある。
私はどちらも正解になりうると思う。
というのは
やりたい人、10000人。
始める人、100人。
続ける人、1人。
このことばのように
やりたい人はたくさんいるけれど
始める人はそれほど多くない。
続けていく人はさらに少なくなる。
何方のやり方であっても
まずは自分のやりたいことを始めること。
そして、継続していくこと。
ああだこうだと批判するだけでは
自分の成長にはならない。
やり方が違うと思えば
やり方を変えればいいだけなのだ。
さらに言えば
何方のやり方でも
上手くいく人も
上手くいかない人も
出てくるだろう。
それがなぜなのかを考える方が
成功に近づくことができる
私はそう思う。