刀剣

刀剣界最高の「正宗賞」を受賞した現代の名匠が

 

人材を見極める基準を語っている。

 

下手な子、不器用な子がいい

 

なぜか。

 

器用な弟子は

 

 

何でも無難にこなすから

 

仕事を軽く見がち。

 

結局

 

刀一筋にならないことが多いという。

 

 

 

 

 

 

「千年の技と美」に挑む刀剣の世界では

 

要領や小手先など通用しない

 

技術の巧拙より

 

うまずたゆまず

 

鉄をたたくことに

 

精魂を注ぐ弟子こそが大成する。

 

だから

 

「不器用なことは決して不利ではない」と。

 

 

 

素直な心の人が勝つ。

 

真面目に地道に行動する人が最後は得をする。

 

逆に

 

いくら才にたけていても

 

苦労や下積みのない人生は刃こぼれしやすい。

 

障害に、つまずきやすいものだ。

 

鉄は炎に焼かれ

 

何度も打たれることで

 

不純物がたたき出され

 

強靱な剣になる。

 

人間もまた

 

苦難を経て

 

本物の人格となる。

 

必ずしも特別な才能はいらない。

 

ただ真っすぐに実践し抜いた人に

 

時を超えて人々を魅了する不朽の趣きが備わる。

 

 

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