先を見据えていこう
戦国の世に生きた越後の名将・直江兼続。
上杉謙信の死後、主君・景勝を支えながら
「義」を貫いて乱世を駆けた。
上杉家といえば武田家がライバルだ。
当時最強とうたわれた武田の騎馬隊が
長篠の合戦で敗れた理由について
兼続はこう洞察した。
「時勢に応じて仕組みを変えてゆけぬ者は
滅びるしかない。
それが世の定めだ」
兼続はこれまでの伝統を軽視したわけではなかった。
それも尊重しつつ
情勢の変化
社会の変化を察知して
「早急に手を打つこと」
「新しい力をいち早く取り入れること」
を忘れまいとしたのだ。
日々刻々と変化している世の中だ。
受験生に限らず
次の戦いの勝利
そして未来の勝利を見据え
どう手を打っていくか。
この問題意識を
いついかなる時も忘れずに進んでいきたい。