信じる
日本の1万円札1枚の製造費は約20.4円。
では、なぜ1万円札に1万円分の価値があるかといえば
皆がそう「信じている」からである。
貨幣であれ債権であれ証券であれ
原理は同じ。
資本主義経済を回転させ
発展させる根幹には「信用」がある。
哲学者オルテガは
「信念は、われわれの生の基盤を作り上げている」
と言った。
考えてみれば
経済に限らず
「信ずる」ことなしに
私たちの生活は全く成り立たない。
学習が自分の人生のおいて大切である
ということを信じていないならば
学習しないだろう。
私は思う。
小中学生の学習そのものに価値があるのではなく
自分を信じ
未来を信じる
だから
学習をするべきなのだろう。
学ぶことで
人生の道がひらけていくのだから。