信じる

「キャプテン」というマンガを知っていますか?

 

ちばあきお氏作の熱血野球漫画です。

 

サッカーマンガのキャプテン翼とは違います。

 

 

欠点を持ち合わせた等身大の主人公が、

 

仲間と一緒に努力しながら成長していく物語です。

 

このマンガの中で、無名校の墨谷二中が、野球の名門青葉学院中に勝利しました。

 

「自分たちにだってできるんだ」という想いは、思わぬ底力を発揮するのです。

 

 

テストの最中でも、最初の問題が解けると「よし、いける!」と

 

勢いづくことがあります。

 

逆に、そこでつまずくと、気分的に落ち込み、

 

つまらないミスをしたり、普段なら解ける問題まで落としたりします。

 

スポーツでもテストでも、ちょっとしたメンタルなことが、

 

結果に影響を与えます。

 

一問の出来が合否を分ける受験では「自分を信じる」ことはとても重要です。

 

少なくとも、自分の能力を疑いながら学習するよりも、

 

「やればできる!」と信じて学習したほうが、確実にいい結果をもたらします。

 

もっとも、これまでにいい席席をとったことがない人や、勉強がうまくいっていない人に

 

「自分を信じろ」と言っても説得力は弱いですね。

 

 

 

うつ病の患者に「がんばれ」と励ますのは禁句とされています。

 

これは、本人ががんばろうと思ってもがんばれないのがうつ病の症状なので、

 

その言葉によってさらに落ち込んでしまうからです。

 

自信が持てない人に「自分を信じろ」といっても、

 

そうは簡単にいかないのも、これに似たところがありますね。

 

自分を信じられるようになるには、

 

何らかの結果をだすのが一番手っ取り早いです。

 

たとえば、定期テストで今までに取ったことのないような高得点を

 

1回でもだせば、大きな自信につながります。

 

全教科でなくても、1教科でもいいです。

 

ようは、どんな小さなことでもいいから、

 

「がんばって結果をだした」という達成感を味わうことが重要です。

 

それだけで小さな自信が生まれるのです。

 

いきなり大きな目標に向かっていくのではなく、

 

まずは自分ができそうなことから始めて、

 

成功体験を積み重ねていけばいいのです。

 

自分を信じる心は小さな成功体験から芽生えてくるのです。

 

すぐに動くことができない人は、

 

完璧主義者だったりします。

 

すぐに動くことができる人は、

 

小さな成功を手に入れることの大切さを分かっています。

 

それが積もり積もれば、とてつもないほどの成長ができるのです。

 

いきなり10成長しなくてもいいのです。

 

最初は0.1の成長で十分です。

 

中学生は次の定期テストで、1教科でもいいですから、

 

今までに取ったことのないような点数を目指しましょう。

 

さあ、用意・・・・・・ドン!

 

 

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