保護者面談

保護者面談を実施中だ。

 

「うちの子は〇〇できますか？」

 

こんな質問を受けることがある。

 

〇〇に入るのは

 

合格とか成績向上など。

 

 

 

 

話は変わるけれど

 

ある整形外科医に聞いた話。

 

担当患者に

 

けがをした足のリハビリに励む女性がいた。

 

順調な回復ぶりではなかった彼女に

 

「立って、少し歩いてみましょう」と言うと

 

「歩けません」と落胆している。

 

 

 

「”歩けているかどうか”は

 

歩行の様子で私が判断します。

 

でも”歩くかどうか”は

 

あなたが決めることですよ」

 

気持ちが楽になったのだろうか。

 

女性は、それ以降、

 

目を見張る回復ぶりだったという。

 

 

 

 

先ほどの話に戻そう。

 

〇〇に入る言葉は

 

どんなものでもいい。

 

ただし

 

〇〇することを

 

まず最初に

 

決意することが必要だ。

 

“できるかどうか”の結果は

 

環境や条件にもよる。

 

だが”何があろうと最後までやり抜く”という

 

自身の一念の強さがなければ

 

望む結果を引き寄せることさえできない。

 

人生の主役は自分自身である。

 

一度立ったら、

 

最後までと腹を決めるしかない。

 

その覚悟から舞台は動き始める。

 

 

 

 

親の心子知らずのタイプもいる。

 

本人不在の成績向上はありえない。

 

保護者面談で確認した親心は

 

私がしっかりと

 

生徒に伝えていきたい。