今日は試験2日前
高校入試が始まる。
もうすぐ、受験生たちは「第一志望校」の入試に挑むときがやってくる。
この時期に大切なことがある。
「今日が試験2日前」って思うことだ。
前日でもなく、3日前まででもなく、2日前。
何かができる絶妙な残り時間だ。
今の間延びしたようなやり方で本当にいいのか?
学習内容はそれで本当にいいのか?
いい意味での緊張が体中にあふれ出す。
問答無用。
自分を活かすも今、殺すも今。
必ず出る攻略プリントなんてものも存在しない。
逃げ道もなければ、やり直しもきかないんだ。
やり抜くのみ。
自分はやれるんだと強く信じること。
今こそ受験生の覇気を燃やさなければいけないときなんだ。
試験日はその気迫が頂点に達するときだ。
入学試験は、試験そのものに意味があるのではなく、
そこから展開される、新たなる躍動の場にこそ意味があるのだ。
入試が大事なのは、その努力が次に展開される高校生活への
躍動エネルギーに直結するからこそなのだ。
私の経験論なのだが、
合否を分けるのは、
ここから毎日毎日を
「今日が試験2日前」ということを、
純粋な決意で、徹してやり抜くことができるかどうかだ。
春になると
合格体験談が出てくる。
「模試で合格ラインに到達したことがないけれども、
合格することができた!」というミラクルが
いくつも出てくる。
その合格者たちは
たまたま運よく受かったのではないのだ。
最後の最後で一気に登り切ったからこそ
合格することができたんだ。
受験生たち、
挑戦者たち、
今、君たちの順番がやってきた。
勝負はこれからだ。
全てを出し尽くす総力戦だ。
やればできる
かならずできる
ぜったいできる。
大丈夫、応援しています。