今をしっかりと
「年ぐれに としがゆくとは思ふなや としは毎日毎時ゆくなり」
若き日の西田幾多郎が120年前に詠んだものだが
本当にその通りだと思う。
苦難の連続の中、努力を重ね
日本を代表する哲学者として大成。
この和歌には
いかなる時でも
日々、精進を欠かさない不屈の決意がみなぎる。
「西田哲学」と呼ばれる独自の哲学体系を築き
「己を尽しきった所に生きたものが生れる」と断言した。
今をしっかりと過ごそう。
先送りは禁物だ。