今の仕事は

小学生や中学生に

 

「将来なりたい仕事は何」

 

とか

 

「将来やりたいことは何」

 

などと訊く人がいるけれど

 

本気で訊いているとしたら

 

驚きだ。

 

 

 

これを読んでいるのが

 

仕事をしている大人の人ならば

 

「今の仕事は小中学生のころからやりたかった仕事ですか」

 

と問われたら

 

多くの人は

 

「いいえ、違う」と答えるだろう。

 

さらに言えば

 

今やっているその仕事は

 

これからもずっと続けていくのですか

 

と訊かれたときに

 

自信をもって「はい」と答える人も

 

それほど多くないだろう。

 

 

 

目標を定め、それに向かって

 

努力を重ねることも素晴らしい。

 

でも、それだけでは

 

これからの世の中では不十分だ。

 

キミは

 

いつでも

 

何にだってなれる

 

そんな価値観も与えてあげなければいけない

 

私はそう思っている。

 

 

 

 

ある生徒がいた。

就職がいいことと数学が得意だったことから

 

工学部に進んだ。

 

就職してエンジニアになった。

 

しかし、思うことがあって仕事を辞めた。

 

今までやってきたこととは全く違う

 

料理の道へ転換した。

 

さらに、日本ではなく東南アジアへ。

 

お客さんの多くはインドネシアやシンガポールの大金持ちや資産家だそうだ。

 

和食だけれど、日本人はあまり来ないそうだ。

なぜならば価格帯が高いからだ。

 

料理の道のおもしろさもあり

 

何よりも給料がいいので

 

友人や後輩に声をかけたのだけれども

海外に出るのを怖がっていたり、めんどうくさがっていたり

 

誰も話にはのらなかったそうだ。

 

日本人の職人の技は

 

世界の富裕層に

 

日本にいるよりも高く評価されるそうだ。

自分自身だけでなく

 

何よりも我が子のためによかったとのこと。

 

英語・中国語・日本語が使えるようになっただけでなく

 

国際的な感覚も身につけさせてあげることができたとのこと。

こういったチャレンジがうまくいく保障はない。

 

しかし、行動した人にしか道は開けない。

 

心配して躊躇している人に

 

彼は笑って言うだろう。

 

ダメだったら

 

別のチャレンジをすればいいじゃないかと。

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