人は感情で動く
人は感情で動く。
このことは古今東西変わらない。
今どきの子は・・・・・
などということがあるが
いつだって
子どもたちも感情で動いているのだ。
おもしろい話がある。
破竹の勢いで平家を追討した源義経に関するエピソードだ。
屋島の戦いに船出する淀川河口で軍議に臨んだ義経。
部下から
平家方の攻撃に備えて
船を後退しやすくするよう進言されたが
それを「逃げ支度」と罵倒する。
生じた感情の“しこり”は
解けるどころか
その後、事有るたびに増幅する。
結果
機転・行動力にたけた義経も
平家滅亡の後
非業の最期を迎えることになる。
相手への深い信頼を欠いた言動は
感情的な反発を生み
団結が破れる因となる。
逆に
相手へのこまやかな配慮は
団結の“核”として
皆の心を結ぶ。
明年への助走を
希望の前進をスタートしたい。
希望を語りながら。