人と会って話そう

世界初の個人向けコンピューターが発売されたのは

 

5０年前という。

 

画面やキーボードもなく

 

スイッチのオン・オフで計算処理をさせる

 

大型の電卓のようなものだった。

 

 

 

 

今では、多彩な機能を持つ

 

「携帯コンピューター」スマートフォンが普及する。

 

どこでも、いつでも、世界の人々とつながるばかりか

 

人工知能の助けを借りることもできる時代になった。

 

だが、意思疎通の技術の発達に比例して

 

人々の絆も強まったかといえば

 

そうでもない。

 

近くにいる人にさえ

 

会話をせずにメールで

 

済ませたり

 

メールを送れば

 

相手が理解したものと

 

錯覚してしまったり。

 

技術に頼りすぎることで

 

コミュニケーションへの

 

人間の感性が退化してはいないだろうか。

 

グーグルはかつてこう発表した

 

「会話は

 

いまでも最も重要かつ効果的な

 

コミュニケーション手段である」と。

 

 

 

 

話の内容に加え

 

表情、目線、しぐさ、声の抑揚

 

直接、会話することで得られる情報量は

 

いまだに、他の意思疎通手段を

 

圧倒的にしのいでいる。

 

年末年始の貴重な時間を

 

有意義に

 

会って語り合うことに割きたい。